サマリー
◆【企業部門】2023年11月の輸出数量は前月から減少し、生産も減少した。輸出数量指数は前月比▲5.6%と、自動車輸出が減少したことなどを受け低調だった。鉱工業生産指数は同▲0.9%と3カ月ぶりに低下したが、輸出数量が大きく低下した割には底堅い結果となった。
◆【家計部門】2023年11月の消費は総じて見れば前月から概ね横ばいだった。家計調査における二人以上世帯の実質消費支出は前月比▲1.0%だった。一方、CPIの財指数で実質化した小売販売額は同+1.4%だった。雇用関連指標のうち、完全失業率は2.5%と前月から横ばいだった。内訳を見ると、失業者、就業者数ともに増加した。
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