2020年1-3月期GDP一次速報予測~前期比年率▲5.8%予想

新型コロナウイルスの影響で2四半期連続のマイナス成長

RSS

2020年04月30日

  • 経済調査部 エコノミスト 山口 茜
  • 経済調査部 シニアエコノミスト 神田 慶司
  • 小林 俊介

サマリー

◆2020年1-3月期のGDP一次速報(2020年5月18日公表予定)では、実質GDPが前期比年率▲5.8%(前期比▲1.5%)と、2四半期連続のマイナス成長を予想する。新型コロナウイルス感染拡大による影響で大半の需要項目が前期から減少したとみられる。

◆<内需> 民需の個人消費、住宅投資、設備投資はいずれも減少を見込む。個人消費では、新型コロナウイルス感染拡大に伴う不要不急の支出の減少が下押し要因となった。公需に関しては、公共投資が5四半期ぶりに減少した一方、政府消費は感染拡大防止関連の支出により増加したと予想する。

◆<外需> 輸出入ともに減少を見込むものの、輸入の減少幅がより大きかったことで外需寄与度はプラスと予想する。輸出では、新型コロナウイルスの影響で中国向けを中心に財の輸出が落ち込んだことに加え、訪日外客の急減によりサービス輸出も減少したとみられる。輸入では、内需の落ち込みや中国の工場操業停止による供給制約、海外旅行客の減少等が下押し要因になった。

このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。

執筆者のおすすめレポート