「作文業務」と化したコード対応の見直しへ

大転換を予想させる英国スチュワードシップ・コード改訂の問題意識

RSS

サマリー

◆英国で5年ぶりにスチュワードシップ・コードの改訂作業が開始された。

◆現行のスチュワードシップ・コードは、説明・開示を求める事項が膨大であり、文書の作成・公表のための作業負担によって、かえって本来のスチュワードシップ活動に支障をきたしているのかもしれない。

◆このような問題意識に立ち、実効的なスチュワードシップ活動を回復し、英国の企業と経済を活性化するために、説明・開示事項を増やすばかりだった従来の改訂とは方向性の異なる検討が進められる見通しである。

このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。

執筆者のおすすめレポート