2014年12月29日
サマリー
◆観光庁によれば、2012年の国内旅行の売上高は約19.4兆円、訪日観光の消費額などを含めた全体の消費額は22.5兆円規模と推計されている。生産波及効果は約46.7兆円、付加価値効果は約23.8兆円とされており、雇用効果も399万人とみられている。
◆しかし、2004年と比較すると12年の国内旅行の売上高は約7.4兆円減少している。生産波及効果と付加価値効果も減少しており、合計の減少額は23.7兆円に上る。景気停滞と経済効果の流出が、観光地域や観光産業を衰退させてきたことが示唆される。
◆観光で「稼ぐ力」を高めるためには、地域資源の有効活用や投資効率を高める選択、滞在型の広域観光圏形成とその効果的なマネジメントなどが求められよう。持続可能な観光立国実現に向け、経済的価値だけでなく多様な価値を創造することが重要であろう。
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