サマリー
イスラエルと米国によるイラン攻撃をきっかけに、中東情勢が悪化して間もなく1カ月となる。事態は当初米政権が主張していたような短期決着とはなっておらず、停戦に向けた協議が報じられるものの行方は極めて不透明だ。世界の原油産出量の約2割が通過するとされるホルムズ海峡は通航困難な状況が続いており、ペルシャ湾岸の石油関連施設へのイラン側の攻撃などもあいまって、原油や天然ガス価格が高騰している。エネルギー価格の急上昇は、物価上昇や株価の下落などを通じて世界経済にも悪影響を及ぼしつつある。
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