サマリー
◆2026年4月の機械受注(船電除く民需)は前月比+8.7%と2カ月ぶりに増加し、コンセンサス(Bloomberg調査:同+0.5%)を大きく上回った。製造業は2カ月ぶりに増加し、非製造業(船電除く)も2カ月ぶりに増加した。内閣府は機械受注の基調判断を「持ち直しの動きがみられる」に据え置いた。
◆製造業からの受注額は前月比+5.1%と2カ月ぶりに増加した。大型案件が2件あった造船業が全体を押し上げた。非製造業(船電除く)からの受注額は同+6.7%と2カ月ぶりに増加した。大型案件が1件あった運輸業・郵便業が全体を押し上げた。
◆先行きの民需(船電除く)は緩やかな増加基調を辿るとみている。人手不足対応のための省力化投資や、好調なAI需要を背景としたデータセンター関連投資などが引き続き期待される。中東情勢を巡っては、米国とイランが戦闘終結へ向けた覚書に合意したが、不確実性が残る。軍事衝突が再開し、原油等の価格高騰や供給不足がさらに長期化すれば、企業収益の悪化や先行き不透明感の強まりなどを受け、企業の設備投資への姿勢が慎重化する恐れがある。
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