サマリー
◆2026年1-3月期の実質GDP成長率は前期比年率+2.1%(前期比+0.5%)と2四半期連続のプラスとなった。2月末から中東情勢が悪化し、原油高などの混乱が生じたものの、在庫変動を除く全ての需要項目が増加するなどGDPには大きな影響は見られなかった。2025年度の実質GDP成長率は+0.8%と2年連続のプラス成長となり、実額は遡及可能な1994年度以降の最高を更新した。
◆4-6月期の実質GDP成長率は前期比年率+1%程度と3四半期連続のプラス成長を見込んでいる。サプライチェーンの混乱は一部で発生しているものの、経済活動全般への波及は限定的とみられ、個人消費や設備投資の増加は続くだろう。仮に原油の供給不足が発生すれば、国内の経済活動が直接的に抑制されるほか、アジア向け輸出などの減少を通じた間接的な影響も考えられる。中東情勢には引き続き注意が必要だ。
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