サマリー
◆2023年10月の完全失業率(季節調整値)は2.5%と2カ月連続で低下した。内訳を見ると、失業者数、就業者数ともに減少した。非労働力人口は増加したものの、均して見れば減少傾向にある。
◆2023年10月の有効求人倍率(季節調整値)は1.30倍と前月から上昇した。新規求人倍率(季節調整値)も2.24倍と上昇した。有効求人倍率では、有効求職者が減少したことが押し上げ要因となり、新規求人倍率では、新規求人数の増加率が新規求職申込件数のそれを上回ったことで上昇した。
◆先行きの雇用環境は経済活動の正常化の進展などもあって緩やかな改善が続くとみている。外食や宿泊などの対人接触型サービスの労働需要は引き続き増加しやすい環境にある。ただし、物価高や人件費の増加などを受けて企業収益が圧迫され、労働需要が抑制される可能性には注意が必要だ。
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