サマリー
◆2023年9月の完全失業率(季節調整値)は2.6%と前月から低下した。内訳を見ると、失業者数は減少し、就業者数は増加した。雇用環境は緩やかな改善を維持したと考えられる。
◆2023年9月の有効求人倍率(季節調整値)は1.29倍と前月と同水準となった。新規求人倍率(季節調整値)は2.22倍へと低下した。新規求人倍率の内訳を見ると、求人側・求職者側ともに減少したが、求人側の減少が求職者側のそれを上回った。
◆先行きの雇用環境は経済活動の正常化の進展などもあって緩やかな改善を維持しよう。外食や旅行などの対人接触型サービスの労働需要が増加しやすい環境にある。ただし、物価高などで企業収益が圧迫され、労働需要が抑制される可能性には注意が必要だ。
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