サマリー
◆2023年8月の生産指数は前月から横ばいとなった。トヨタ自動車の完成車工場の稼働停止などにより自動車工業が下振れした一方、石油・石炭製品工業や電気・情報通信機械工業などが全体を押し上げた。経済産業省は基調判断を「一進一退」に据え置いた。
◆先行きの生産指数は、当面は均して見れば自動車の挽回生産により緩やかな上昇基調が継続するとみている。他方、海外のみならず国内においても資本財需要が低迷しており、資本財生産が一段と減少する可能性には注意が必要だ。
◆10月6日に公表予定の8月分の景気動向指数は先行CIが前月差+0.9ptの109.1、一致CIが同+0.1ptの114.3と予想する。予測値に基づくと、8月の基調判断は機械的に「改善」に据え置かれる。
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