サマリー
◆2022年7月の生産指数は前月比+1.0%と、市場予想(同▲0.5%、Bloomberg調査)に反して2カ月連続で上昇した。ただし、前月から上昇した業種が少なかったことから、一部業種で供給制約の緩和が急加速したことや単月の振れなどによる動きとみられる。経済産業省は基調判断を「一進一退」に据え置いた。
◆先行きの生産指数は2022年秋にかけて横ばい圏で推移したのち、半導体不足の緩和に伴う自動車生産の加速によって上昇基調に転じるとみている。中国経済の正常化による対中輸出の回復もあって、ウエイトの高い自動車生産などの持ち直しが続く一方、欧米での利上げなどが下押し要因となろう。
◆9月7日に公表予定の7月分の景気動向指数は先行CIが前月差▲0.8ptの100.1、一致CIが同+1.4ptの100.0と予想する。予測値に基づくと、一致CIによる基調判断は機械的に「改善」に据え置かれる。
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