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2019年10月鉱工業生産

台風19号の影響、駆け込み需要と大型案件の反動で大幅に低下

2019年11月29日

経済調査部 エコノミスト 鈴木 雄大郎

小林 俊介

サマリー

◆10月の生産指数は前月比▲4.2%と大幅に低下し、コンセンサス(同▲2.0%)や経済産業省が前月時点で公表していた先行き試算値のレンジの下限(同▲2.6%)を下回った。台風19号の影響による工場の稼働停止、前月の消費増税前の駆け込み需要と大型案件の反動などが全体を押し下げた。

◆出荷指数と在庫指数を見ると、出荷指数が前月比▲4.3%と大幅に低下し、在庫指数は同+1.2%と4ヶ月ぶりに上昇した。台風19号の影響は出荷指数にも表れている。

◆製造工業生産予測調査によると、11月の生産指数は前月比▲1.5%、12月は同+1.1%である。また、計画のバイアスを補正した11月の生産指数(経済産業省による試算値、最頻値)は同▲1.8%と試算されている。仮に11月が同▲1.8%、12月が同+1.1%となった場合、10-12月期は前期比▲4.3%と2四半期連続減産となる。

◆12月6日に公表予定の10月景気動向指数の一致CIは前月差▲6.1ptと予想する。この数値を前提とすると、基調判断は3ヶ月連続「悪化」で据え置かれる。

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