サマリー
◆8月の消費は需要側統計と供給側統計の双方で増加した。前月に悪天候の影響で大きく落ち込んでいた夏物需要が8月に集中したことや、10月の消費増税前の駆け込み需要が自動車や家電を中心に発生したことが全体を押し上げた。
◆実質個人消費は9月に駆け込み需要、10月に反動減が生じた後は一進一退が続くとみている。個人消費の鍵を握る所得は、増加ペースが鈍化することが見込まれる。10月の消費増税に関しては、増税時に実施される各種経済対策が消費を下支えし、消費が腰折れすることはないとみている。ただし、消費増税対策は公共投資の比重が大きく、家計に限れば消費増税に伴う負の所得効果を全て相殺できないことから、消費はいくらか抑制されるだろう。
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