サマリー
◆2018年4-6月期のGDP一次速報(2018年8月10日公表予定)は、実質GDPが前期比年率+1.4%(前期比+0.3%)と、2四半期ぶりのプラス成長を予想する。外需がプラスとなることに加え、個人消費や設備投資などの内需の拡大が全体を押し上げよう。
◆個人消費は前期比+0.2%と、2四半期ぶりの増加を予想する。野菜価格の高騰や悪天候といった一時的な下押し要因が剥落したことで、増加に転じるだろう。また、設備投資は好調な企業業績を背景に7四半期連続の増加を見込む。外需に関しては、輸出入双方の寄与により2四半期連続のプラスを予想する。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
同じカテゴリの最新レポート
-
2025年10月貿易統計
トランプ関税の悪影響が継続。今後は米中リスクにも警戒が必要
2025年11月21日
-
2025年10月全国消費者物価
サービス価格や耐久消費財価格の上昇が物価上昇率を押し上げ
2025年11月21日
-
中国の渡航自粛要請は日本の実質GDPを0.1~0.4%下押し
今後は対中輸出などへの波及に要注意
2025年11月21日

