サマリー
◆2014年6月の貿易統計によると、輸出金額は前年比▲2.0%と2ヶ月連続の前年割れとなり、市場コンセンサス(同+1.0%)を下回った。輸出数量が同▲1.7%と2ヶ月連続で前年を下回ったことに加えて、輸出価格も同▲0.3%と2011年5月以来の低下となったことが輸出金額の減少要因となった。
◆6月の輸入金額は、前年比+8.4%と2ヶ月ぶりに前年を上回った。輸入数量が前年比+7.2%と3ヶ月ぶりに前年を上回ったことが主な要因。輸入金額を季節調整値で見ても、前月比+5.0%と3ヶ月ぶりに増加に転じた。輸入の高い伸びを主因に貿易収支は▲8,222億円の赤字と、3ヶ月ぶりに赤字幅が前年を上回った。
◆輸出数量指数を季節調整値で見ると(季節調整は大和総研による)、前月比+1.1%と2ヶ月ぶりの増加となった。米国向け(同▲0.1%)、アジア向け(同▲0.4%)がわずかながら減少する中、EU向けの増加(同+0.9%)が全体を下支えした。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
同じカテゴリの最新レポート
-
高市政権誕生後の長期金利をどうみるか
2035年に3.3~4.0%程度で、海外保有拡大で更なる上昇も
2026年08月12日
-
2026年4-6月期GDP(1次速報)予測(改訂版)~前期比年率+2.5%に下方修正
直近公表の基礎統計を踏まえ、個人消費と外需をそれぞれ下方修正
2026年08月10日
-
2026年6月消費統計
半耐久財とサービスが弱く、総じて見れば前月から大幅に減少
2026年08月07日
最新のレポート・コラム
よく読まれているリサーチレポート
-
26年度最低賃金改定のポイント①
高市政権はより緩慢な引上げを容認/改定内容への説明責任が焦点
2026年07月09日
-
中国経済見通し:成長率目標に早くも黄信号
12.5%追加関税の影響は限定的だが、内需が急減速
2026年07月28日
-
令和9年度介護報酬改定に向けた注目点
改革工程に掲げられた重要論点の具体化が求められる
2026年06月29日
-
26年度最低賃金改定のポイント②
全国加重平均は1,160円台(4%前後の引き上げ)に着地か
2026年07月21日
-
骨太方針のポイント① ~危機管理投資・成長投資で高成長を実現できるか
米国を上回る生産性向上ペースが必要で成長戦略の進捗管理も課題
2026年07月13日
26年度最低賃金改定のポイント①
高市政権はより緩慢な引上げを容認/改定内容への説明責任が焦点
2026年07月09日
中国経済見通し:成長率目標に早くも黄信号
12.5%追加関税の影響は限定的だが、内需が急減速
2026年07月28日
令和9年度介護報酬改定に向けた注目点
改革工程に掲げられた重要論点の具体化が求められる
2026年06月29日
26年度最低賃金改定のポイント②
全国加重平均は1,160円台(4%前後の引き上げ)に着地か
2026年07月21日
骨太方針のポイント① ~危機管理投資・成長投資で高成長を実現できるか
米国を上回る生産性向上ペースが必要で成長戦略の進捗管理も課題
2026年07月13日

