サマリー
◆2014年1-3月期の実質GDP成長率(二次速報)は前期比年率+6.7%と、一次速報(同+5.9%)から上方修正された。市場コンセンサス(同+5.6%)からも大きく上振れしたが、これは設備投資が想定以上に上方修正されたことが主因であり、ポジティブな内容であった。一方、民間在庫は一次速報から大きく下方修正された。ただし、在庫の急減は増税前の駆け込み需要に起因したものであるため、悲観的に捉える必要はない。
◆先行きの日本経済に関して、2014年4-6月期は個人消費、住宅投資の反動減によって7四半期ぶりのマイナス成長となる可能性が高い。ただし、駆け込み需要の反動減は4月を底に緩和する見込みである。7-9月期には個人消費は前期比ベースでは増加に転じる可能性が高い。また、輸出は米国を中心とする海外経済の拡大と、円安による競争力の向上によって増加基調が続く見込みである。輸出の増加を起点とした生産の増加や収益の改善によって、今回加速が見られた設備投資についても増加が続く公算が大きい。結論として、日本経済は2014年7-9月期以降、成長経路に復するとみている。
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