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9月日銀短観予想

大企業・製造業は3期ぶりの悪化と予想

2012年09月21日

経済調査部 シニアエコノミスト 橋本 政彦

サマリー

◆10月1日に公表予定の2012年9月の日銀短観において、大企業・製造業の業況判断DI(最近)は▲3%pt(前回調査からの変化幅:▲2%pt)と3期ぶりの悪化を予想する。円高傾向が継続していることに加え、海外景気の減速により輸出環境が悪化する中、加工業種では全般的に業況が悪化する公算。一方、素材業種においては、輸出の減速は悪材料であるものの、復興需要による下支えがあること、原油を中心とした資源価格の上昇を背景に販売価格が上昇しているとみられることから、悪化は軽微に留まる見込み。

◆大企業・非製造業の業況判断DI(最近)は7%pt(前回調査からの変化幅:▲1%pt)と、5四半期ぶりの悪化を予想する。自動車販売の減少により小売業の悪化が見込まれるほか、製造業の輸出・生産停滞を受けて運輸業、対事業所サービスが悪化するとみられる。

◆2012年度の設備投資計画(全規模・全産業)は前年比+5.7%と、前回調査時点より上方修正されると予想する。通常、9月短観の設備投資計画は、中小企業を中心に上方修正されるという統計上のクセがあるが、今回も例年並みの修正パターンを想定している。

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