欧州金融見通し 債務危機からの回復は道半ば
銀行同盟に向け銀行セクターの改善はこれからが正念場
2013年11月15日
サマリー
◆欧州での各アセットクラス(株式、債券、オルタナティブ)および金融機関の動向をピックアップした。
- 欧州銀行セクター業績見通しを悲観的にさせるECBの利下げ
- 欧州銀行の円建て債券(サムライ債)発行が拡大
- 日本企業のユーロ・ユーロ債、ユーロ・ポンド債調達の拡大
- ユーロ圏銀行の資本増強は進んでいるが、レバレッジ比率は未だ低迷
- 不良債権処理が進んでいる訳ではなく、内部格付手法行でのリスクアセットの低下がデレバレッジの要因
- リスクベースか名目ベースか? 資本サーチャージに未来はあるのか?
- 最近の欧州金融動向(銀行同盟、ECB、BOE等の政策実施、発言等)
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