サマリー
◆IMFの世界経済見通しによれば、2014年には先進国と新興国・途上国の成長率格差が3.5%ポイントまで縮小する。2008年までの「新興国ブーム」は大幅な成長格差を誘因とした資本移動に後押しされており、その縮小(予想)は資本流入の停滞を通じて新興国の景気回復力を抑制する要因である。
◆先進国の景気回復を前提とすれば、2014年には新興国経済も一定の後追い的回復が可能であろう。怖いのは先進国経済の回復が頓挫し、先進国・新興国の低成長が継続する中で両者の成長格差の縮小が定着してしまうことである。
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