サマリー
◆中国国家統計局によると、2026年4月~6月の実質GDP成長率は前年同期比4.3%(以下、断りのない限り変化率は前年比、前年同期比)となり、1月~3月の5.0%から減速した。4月~6月は、2026年の政府成長率目標である4.5%~5.0%の下限を下回った格好である。内需が急減速しており、4月~6月の小売売上は0.2%増にとどまり、1月~6月の固定資産投資は5.7%減に落ち込んだ。
◆このまま内需の減速・低迷が続くと、2026年の政府成長率目標の達成が危ぶまれる。下限の4.5%を死守するために、さらなる金融緩和や財政出動が発動される可能性がある。預金準備率の引き下げや地方政府特別債券の増発などにより、地方政府の財政余力を高める政策が有効であろう。
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