サマリー
◆国家統計局によると、2018年の中国の実質GDP成長率は前年比6.6%(以下、変化率は前年比)となった。2017年の6.8%から低下したものの、政府が目標に掲げていた6.5%前後を達成した。経済のサービス化が進む中、中国経済は長期的なダウントレンドのさなかにあるとの認識に立てば、28年ぶりの低成長という事実にあまり大きな意味はない。
◆とはいえ、大きな景気減速は避ける必要がある。3月5日に開幕する全国人民代表大会では2019年の政府成長率目標は6.0%~6.5%と、2018年の6.5%前後から引き下げられる可能性が高い。財政・金融政策には、打てる手が残されており、景気の大きな下振れは避けられよう。大和総研は2019年の実質GDP成長率を6.2%程度と想定している。
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