サマリー
◆2016年11月9日~11日にかけて中国北京市で政府系シンクタンクや識者にヒアリングをする機会を得た。過熱する住宅市場の行方、対米ドルで8年5ヵ月ぶりの安値水準となった人民元レートの評価、そして急増した企業債務と潜在的不良債権問題の3点を重点的にヒアリングした。住宅市場の過熱や企業債務問題については、問題として認識されつつも、これが中国経済の成長を大きく損なうとは見られていない。
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