サマリー
◆2012年1月~3月の中国の実質GDP成長率は前年同期比8.1%だった。景気拡大ペースの鈍化は5四半期連続。ただし、固定資産投資を除き、3月の工業生産、小売、輸出には、持ち直しの兆しがみえる。
◆3月に貸出増加額が急増するなど、金融統計には明るい材料が増えている。今局面で2回目の預金準備率引き下げが実施された2012年2月2日以降、銀行間3ヵ月物金利は一段と低下。行きすぎた金融引き締めからの修正は確実に進展している。
◆3月に貸出増加額が急増するなど、金融統計には明るい材料が増えている。今局面で2回目の預金準備率引き下げが実施された2012年2月2日以降、銀行間3ヵ月物金利は一段と低下。行きすぎた金融引き締めからの修正は確実に進展している。
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