サマリー
◆2012年1月の消費者物価上昇率は前年同月比4.5%と昨年12月の4.1%から加速した。これは食品価格が上がる旧正月の時期のずれ(2011年は2月、2012年は1月)と一部地域の天候不順という一時的要因が大きい。旧正月効果が剥落する2月は、伸びが低下しよう。豚肉価格の安定化、輸入物価の沈静化、ゲタの低下、などにより、2012年の物価上昇率は4%を下回る公算が大きい。
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