議決権種類株発行企業が株価指数へ復帰

各国市場が議決権種類株発行企業の上場を容認する中、指数にも影響

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サマリー

◆議決権種類株式発行企業を主要な株価指数の構成銘柄として採用することをS&P Dow Jones Indices (以下、S&P DJI)が公表した。

◆S&P DJIを含む大手の指数提供業者は、2017年頃に一斉に議決権種類株式発行企業を株価指数の構成銘柄から排除した経緯がある。

◆議決権種類株式に対しては、コーポレートガバナンス上の問題が指摘されることがあるが、米国では特にIT系企業によってよく利用されている。他の国々の証券市場でも、議決権種類株式発行企業の上場を認める動きが広がっている。

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