2021年12月27日
サマリー
◆英国FCAは、ロンドン証券取引所プレミアム市場に議決権種類株式発行企業の上場を認める規則改正を決定した。合わせて、浮動株比率の下限を25%から10%に引き下げる。
◆米国証券市場では、議決権種類株式を発行している企業が毎年数多く上場しており、その中には大きな成長を期待できるIT・テクノロジー系企業が含まれている。
◆議決権種類株式は創業者等に割り当てられており、創業者等による経営権の維持を容易にするものであるが、機関投資家の間には、ガバナンスの弱体化を招くとして批判的な見解もある。
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