来春に改訂されるCGコードの論点

東証再編時における市場選択の観点からも要注目

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サマリー

◆7月17日に閣議決定された「成長戦略フォローアップ」では、事業ポートフォリオ戦略の実施など資本コストを踏まえた経営の更なる推進、上場子会社の取扱いの適正化を含むグループ・ガバナンスの強化、監査の信頼性の確保、社外取締役の質の向上などが2021年春に改訂されるコーポレートガバナンス・コード(CGコード)の論点として挙げられた。

◆2022年度に予定されている東証再編によって創設されるそれぞれの市場ごとに、上場会社に求められるCGコードの適用関係は異なる。上場会社はいずれの市場への上場を希望するのかを選択するためにも、CGコードがどのように改訂されるのか議論の内容を随時把握していくことが重要である。

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