2013年10月15日
サマリー
◆投資先企業に不祥事が発生すると、機関投資家は、委託者から対応方針の説明を求められることがある。
◆投資を打ち切るという対応もあり得ようが、不祥事企業への投資を継続しつつ、事態の改善を促すための対話を行う対応も考えられる。
◆対応方針を委託者に説明することは当然であるが、部外者からの照会にどのように回答するべきは、守秘義務等の関連も考慮するべきである。
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