グラスルイスの2024年議決権行使助言方針改定動向

全ての上場会社に気候変動対策開示を求める意見が投資家の間で強い

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サマリー

◆グラスルイスの議決権行使助言方針の今後の改定に関する意見募集結果が公表された。

◆長期在任している社外取締役には、独立性を認めないとする基準では、取締役就任以前に社外監査役に就いていた場合にはその期間も通算するかどうかが問われた。

◆社外取締役の兼務数については、これまでよりも上限数を引き下げ、厳格に考える方向を支持する意見が投資家の間では強い。

◆気候変動対策に関する情報開示を全ての上場会社は行うべきとする意見が、投資家の間で強く支持されている。

◆経営者自社株保有ガイドラインの内容としては、自社株保有の規模や存在感への関心が高い。

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