2007年07月12日
サマリー
◆2007年上半期に話題となった経済ニュースを、ガバナンスの視点から回顧する。第四回目はオリックスの三委員会を構成するメンバーの変更を取り上げる。
◆従前は指名委員会にCEOが参加していたが、今後は社外取締役のみで占めることになる。そこには経営の透明性をより高めようとする意思が感じられる。
◆三委員会メンバーが全て社外取締役の企業は、HOYAなどごく少数に止まる。オリックスの試みは、わが国のガバナンスをリードするものと評価できる。
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