2007年04月24日
サマリー
◆会社目標を達成するための財務指標としては、会計上の利益金額が多く用いられている。次いで重視されているのはROEで、株主利益を最大化する観点からはより望ましい。
◆数値基準で業績評価される経営トップは全体の約半数に止まる。業績に連動する報酬割合も50%未満がほとんどで、総額との兼ね合いではあるが、改善余地は大きいと思われる。
◆経営トップのサクセッションプランは広く策定されているが、十分な客観性が担保されているとはいい難い。後継者を決定するのも事実上、経営トップ自身であることが多い。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
同じカテゴリの最新レポート
-
非財務情報と企業価値の連関をいかに示すか
定量分析の事例調査で明らかになった課題と今後の期待
2025年11月20日
-
米国の資産運用会社に対する反トラスト法訴訟の行方
争点となるパッシブ運用を通じた水平的株式保有の影響
2025年10月31日
-
生成AI時代の人的資本経営と働き方の未来
『大和総研調査季報』2025年秋季号(Vol.60)掲載
2025年10月24日

