サマリー
◆長期で見ると農林水産業従事者数の減少は著しく、過去約50年で6分の1近くまで減少している。また、農業従事者数の高齢化の進展、農地面積の減少傾向とともに、農産品等の生産高も減少し、日本の食料自給率は低下の一途を辿っている。
◆政府は2013年の日本再興戦略において、今後10年間での農地面積の8割の担い手利用や農業・農村の所得倍増など、2020年に6次産業市場規模10兆円や農林水産物・食品輸出額1兆円といった大胆な目標を掲げたが、現状からすると、総じて目標達成は容易ではない。特に6次産業の市場規模を10倍に拡大するというのはかなり野心的に映る。
◆額の小さな農林水産物・食品の輸出額においては為替等諸条件に変化がなければ達成の見込みが高いが、6次産業化の進展がなければ仕組み全体が回らない恐れもある。
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