サマリー
米7月雇用統計の結果が、過去分の下方修正を含めて不振であったことを受けて、トランプ大統領は米労働省の担当局長を差し替えた。米国の経済統計への信頼を揺るがす衝撃的な事態といえる。また、雇用統計と共に注目度が高い統計であるCPI(消費者物価指数)は、直近では一部のデータ収集停止により1/3程度が推計補完と伝えられており、結果の信頼性に疑問を持たれ始めている。これらの経済統計の置かれた状況には、トランプ政権が推進する政府職員の急速な削減の影響が指摘される。トランプ氏は米GDP成長率の結果にも注文を付けていた中で、今後も経済統計を巡る不測の事態が起こる可能性はあろう。
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