サマリー
◆北陸新幹線が3月14日に金沢まで開業する。そして、来年(2016年)3月には北海道新幹線が新函館北斗まで開業予定である。さらに、北陸新幹線は敦賀までの延伸、北海道新幹線は札幌までの延伸、九州新幹線は長崎ルートの武雄温泉-長崎間の開業について前倒しが決定した。さらに超電導リニア中央新幹線は、2027年の東京-名古屋間開業を目指して建設が開始されている。
◆新幹線の建設前にはその費用対効果を疑問視する声が少なからず出ることが多い。整備新幹線については財源問題に加えて、プラスとマイナスの影響のどちらを強くみるかも賛否に関係していると思われる。マイナス効果を超えたプラスの効果を実現できるか否かは、沿線自治体をはじめとする関係者のさまざまな努力にかかっていると思われる。
◆新幹線網については個々の路線の費用対効果も重要なテーマではあるが、少子高齢化・人口減少社会を前提とすれば、別の観点からの議論もなされるべきと考える。例えば、新幹線網を「コンパクト+ネットワーク」、「国土強靱化」を実現する国土構造を確立するための投資であると考えるならば、見方は少し変わってくるのではないだろうか。
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