サマリー
◆政府は、2010年12月16日に2011度税制改正大綱(以下、大綱)を閣議決定し、公表した。
◆今般の大綱で最も注目されたのが、国際的に見て高いとされている法人実効税率の引下げとそのための財源確保に関する議論である。大綱には、国税と地方税を合わせた法人実効税率を5%引き下げる旨が明記された。
◆税制改正法案は、例年のスケジュールであれば、2011年1月から2月にかけて通常国会に提出される。順調に審議が進めば3月末に参議院で可決、成立する。しかし、「ねじれ国会」であるため、税制改正法案の成立は予断を許さない状況である。
◆今般の大綱で最も注目されたのが、国際的に見て高いとされている法人実効税率の引下げとそのための財源確保に関する議論である。大綱には、国税と地方税を合わせた法人実効税率を5%引き下げる旨が明記された。
◆税制改正法案は、例年のスケジュールであれば、2011年1月から2月にかけて通常国会に提出される。順調に審議が進めば3月末に参議院で可決、成立する。しかし、「ねじれ国会」であるため、税制改正法案の成立は予断を許さない状況である。
本レポートは、サマリーのみの掲載とさせて頂きます。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
同じカテゴリの最新レポート
-
金融庁、NISAのこども支援措置・投資商品入替措置などを要望
令和8年度税制改正要望—NISAの全世代化に向けた取組みが続く
2025年09月11日
-
道府県民税利子割への清算制度導入を提言
令和8年度税制改正での実現は不透明な情勢
2025年08月13日
-
2012~2024年の家計実質可処分所得の推計
2024年は実質賃金増と定額減税で実質可処分所得が増加
2025年04月11日
最新のレポート・コラム
よく読まれているリサーチレポート
-
第226回日本経済予測(改訂版)
低成長・物価高の日本が取るべき政策とは?①格差問題、②財政リスク、を検証
2025年09月08日
-
聖域なきスタンダード市場改革議論
上場維持基準などの見直しにも言及
2025年09月22日
-
今後の証券業界において求められる不正アクセス等防止策とは
金融庁と日本証券業協会がインターネット取引の新指針案を公表
2025年09月01日
-
日本経済見通し:2025年9月
トランプ関税で対米輸出が大幅減、製造業や賃上げ等への影響は?
2025年09月25日
-
中国:2025年と今後10年の長期経済見通し
25年:2つの前倒しの反動。長期:総需要減少と過剰投資・債務問題
2025年01月23日
第226回日本経済予測(改訂版)
低成長・物価高の日本が取るべき政策とは?①格差問題、②財政リスク、を検証
2025年09月08日
聖域なきスタンダード市場改革議論
上場維持基準などの見直しにも言及
2025年09月22日
今後の証券業界において求められる不正アクセス等防止策とは
金融庁と日本証券業協会がインターネット取引の新指針案を公表
2025年09月01日
日本経済見通し:2025年9月
トランプ関税で対米輸出が大幅減、製造業や賃上げ等への影響は?
2025年09月25日
中国:2025年と今後10年の長期経済見通し
25年:2つの前倒しの反動。長期:総需要減少と過剰投資・債務問題
2025年01月23日