独立役員制度の強化

東証が規則改正等を実施

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サマリー

◆2012年5月8日、東証は、上場会社のコーポレート・ガバナンス向上のため、一連の取引所規則等の改正を実施した。

◆具体的には、独立役員について、その出身母体が取引先、相互就任関係、寄付先である場合の情報開示の拡充や、内部統制システムについて(「決定」するだけではなく)適切な「構築・運用」を義務付けることなどが盛り込まれている。

◆また、独立役員に(社外監査役だけではなく)社外取締役を指定するように努めることを、実質的に求める努力規定も示されている。

◆改正規則は、2012年5月10日から施行されている。

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