2020年09月07日
サマリー
◆2020年8月7日、日本銀行を事務局とする「日本円金利指標に関する検討委員会」が「日本円金利指標の適切な選択と利用等に関する市中協議(第2回)」を公表した。2021年末以降のLIBOR公表停止の可能性に備え、幅広い市場関係者から意見を募集している。
◆本市中協議では、円LIBORを参照する貸出・債券について、円LIBORの公表停止時等に円LIBORを別の金利に変更する「フォールバック」の具体的取扱いの案が示された。
◆加えて、円LIBORを参照する貸出・債券に関して対応の目安となる時期等を定めた移行計画が公表された。移行計画では、円LIBORを参照する貸出・債券に関して、2021年6月末に新規取引の停止、2021年9月末に既存取引の顕著な削減が目指されている。
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