サマリー
◆国際財務報告基準(IFRS)では、のれんの会計処理について、償却を行わず、減損のみを行うアプローチを採用しているが、現行の減損テストでは減損テストの結果が「小さすぎ、遅すぎる」という問題点が指摘されている。
◆国際会計基準審議会(IASB)は、7月の会合でのれんと減損について検討を行い、のれんの会計処理について、のれんの償却を(再)導入することについて検討することとしている。
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