四半期は3ヶ月情報開示を!

ASBJの論点整理へのコメント

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2006年02月27日

  • 吉井 一洋

サマリー

◆2005年12月27日、ASBJ(企業会計基準委員会)は、四半期財務諸表の作成基準を今後作成する上での論点整理「四半期財務諸表の作成基準に関する論点の整理」を公表した。

◆論点整理では、四半期財務諸表として連結貸借対照表、連結損益計算書、連結キャッシュ・フロー計算書の作成を求めること、損益情報について四半期3ヶ月間の情報の開示も求めること、株主資本等変動計算書の作成は求めず重要な変動があった場合のみ注記すること、注記項目の簡素化を図ることなどが提案されている。

◆本レポートでは、上記の論点整理に対して制度調査部からASBJに送付したコメントの内容を紹介する。(論点整理の内容は2006.1.31 DIR制度調査部情報「四半期会計の論点整理公表」を参照)

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