サマリー
◆2026年6月の機械受注(船電除く民需)は前月比+9.7%と2カ月ぶりに増加し、コンセンサス(Bloomberg調査:同+7.2%)を上回った。製造業は2カ月ぶりに増加し、非製造業(船電除く)も2カ月ぶりに増加した。内閣府は機械受注の基調判断を「持ち直しの動きがみられる」に据え置いた。
◆製造業からの受注額は前月比+19.9%と急増し、2カ月ぶりの増加となった。大型案件が1件あった非鉄金属(同+225.3%)からの受注が急増し、全体を押し上げた。非製造業(船電除く)からの受注額は前月比+4.5%と2カ月ぶりに増加した。金融業・保険業(同+17.9%)や不動産業(同+253.1%)などの業種からの受注が増加した。
◆先行きの民需(船電除く)は緩やかな増加基調を辿るとみている。企業の設備投資意欲は旺盛であり、人手不足対応のための省力化投資や、AI関連投資などが引き続き期待されよう。ただし、中東情勢が悪化すれば、事業環境の不確実性の高まりや原材料の価格高騰・供給不足をもたらし、企業の設備投資への姿勢が慎重化する恐れがある。
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