サマリー
◆6月17日から18日にかけて開催されたFOMC(連邦公開市場委員会)でQE3(量的緩和第3弾)の資産買い入れ規模を、さらに月あたり100億ドル減額することが決定された。2014年は資産買い入れ規模の縮小が続き、QE3は年内に完了するだろう。
◆経済の現状判断は労働市場の改善などを背景に上方修正された。1-3月期の成長鈍化によって、2014年の成長見通しは下方修正された。もっとも、天候要因は一時的とされて、経済の回復基調と見通しを大きく変えることはなかったとみられる。
◆FOMC参加者の利上げ見通しはばらつきがあって不確実である。金融政策の正常化に向けた2011年の「出口戦略」の見直しは年内完了が目標とされ、QE3縮小が完了し、中間選挙の結果が出る時期と重なる。金融政策と財政政策の先行き不透明感の程度が明らかになり、FOMC参加者の見通しや発言などが注目されよう。
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