サマリー
◆2026年4-6月期の実質GDP成長率は前期比年率+1.4%(前期比+0.4%)に改定された。3四半期連続のプラス成長なのは1次速報と同様だが、プラス幅が小幅に拡大した。設備投資や政府消費などが上方修正された一方、公共投資や住宅投資などが下方修正された。個人消費が伸び悩み、設備投資が2四半期連続で減少するなど内容は良くないが、石油備蓄の放出や代替調達の確保などにより国内の原油・石油製品の供給は維持されており、景気の緩やかな拡大基調は継続していることが改めて確認された。
◆7-9月期の実質GDP成長率は前期比年率▲1%程度と4四半期ぶりのマイナス成長を見込んでいる。個人消費と設備投資は増加に転じるが、輸出は中東向け輸出やインバウンドの抑制などもあり減少するだろう。原油の代替調達などによる輸入増加も実質GDPの押し下げ要因となる。リスク要因は引き続き中東情勢であり、原材料価格高騰による個人消費や設備投資などへの影響に注意が必要だ。
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