2024年11月機械受注

民需(船電除く)は2カ月連続で増加し、政府の基調判断は上方修正

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2025年01月20日

サマリー

◆2024年11月の機械受注(船電除く民需)は前月比+3.4%とコンセンサス(Bloomberg調査:同▲0.8%)を上回り、2カ月連続で増加した。製造業、非製造業(船電除く)のいずれも受注額が増加した。内閣府は機械受注の基調判断を、「持ち直しの動きがみられる」に上方修正した。

◆製造業からの受注額は2カ月連続で増加した。化学工業やその他製造業などからの受注が増加した。非製造業からの受注額は2カ月ぶりに増加した。情報サービス業や金融業・保険業などが増加した。

◆先行きの民需(船電除く)は、緩やかに増加するとみている。企業の設備投資意欲が旺盛な中、先送りされてきた省力化投資などの増加が期待される。他方、人手不足を背景とした工期の遅れや、資本財価格の高止まりなどを背景に、設備投資の実行が遅れる可能性がある。

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