サマリー
◆2021年10月の機械受注(船電除く民需)は前月比+3.8%と、コンセンサス(Bloomberg調査:同+1.8%)を上回り3カ月ぶりに増加した。内閣府は機械受注の基調判断を「持ち直しの動きに足踏みがみられる」に据え置いた。
◆製造業からの受注額は前月比▲15.4%と2カ月ぶりに減少した。業種別では前月に大型案件のあった化学工業や、非鉄金属などで反動減が見られた。他方、非製造業(船電除く)からの受注額は同+16.5%と2カ月ぶりに増加した。大型案件のあった運輸業・郵便業を中心に幅広い業種で持ち直しの動きが見られた。外需は同+17.2%と3カ月ぶりに増加した。
◆先行きの民需(船電除く)は緩やかな回復基調を見込んでいる。なお、国内での緊急事態宣言等の解除を背景に、増加の主因が製造業から非製造業へシフトしていくとみている。製造業では、自動車の挽回生産を見越した半導体関連の設備投資が押し上げるだろう。非製造業は国内でのサービス消費の回復を背景に幅広い業種で持ち直すとみている。
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