サマリー
◆新型コロナウイルス感染拡大に伴う活動自粛による個人消費への影響が懸念されている。本稿では、速報性の高い個社データ・業界統計・POSデータを基に、足元の消費動向を確認する。今後も定期的に公表する予定である。
◆【小売関連】大手百貨店の3月売上は前年比4割減と東日本大震災時を上回る落ち込みとなった。他方、スーパーの売上は自粛要請が出された2月最終週以降大きく増加。家電売上は緩やかに減少する一方、自動車販売台数は概ね横ばいで推移。
◆【サービス関連】新幹線の3月輸送量は路線を問わず前年の半分程度。4月旅客機予約数は月初時点で国内線が前年比6割減、国際線が9割減。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
執筆者のおすすめレポート
同じカテゴリの最新レポート
-
消費データブック(2025/12/2号)
個社データ・業界統計・JCB消費NOWから消費動向を先取り
2025年12月02日
-
2025年7-9月期法人企業統計と2次QE予測
AI関連需要の高まりで大幅増益/2次QEでGDPは小幅の下方修正へ
2025年12月01日
-
高市政権における実質賃金上昇の鍵は?
政策・改革の推進で40年度までの実質賃金は年率1.2~1.6%程度に
2025年12月01日

