サマリー
◆7月の完全失業率(季節調整値)は、前月から0.1%pt低下し、2.2%となった。失業者数は前月差▲7万人と減少した一方で、就業者数は同+15万人と増加した。雇用形態別に見ると、特に男性の非正規雇用者数の大幅増(同+19万人)が全体の押し上げに寄与した。
◆7月の有効求人倍率(季節調整値)は前月から0.02pt低下し1.59倍となった。また、新規求人倍率(同)は前月から0.02pt低下し、2.34倍となった。新規求人数が2ヶ月連続で減少するなど、労働需要に陰りが見られる。
◆6月の現金給与総額(共通事業所ベース)は前年比+1.2%と、3ヶ月連続で伸び率が高まった。就業形態別に見ると、一般労働者は同+1.3%、パートタイム労働者は同+0.1%とともに増加した。
◆先行きの労働需給に関しては、需要側・供給側とも弱い動きとなる中で、失業率は2%前後を維持し、求人倍率も横ばい圏で推移するとみている。ただし、求人数の減少が深刻化するリスクに注意が必要だ。
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