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欧州経済見通し 内需の強化が課題

ロックダウンの段階的な解除が進行中

2020年06月24日

経済調査部 主席研究員 山崎 加津子

サマリー

◆新型コロナウイルス感染の抑制を目的とするロックダウン(都市封鎖)の影響で、ユーロ圏、英国とも4月の小売売上高、輸出、鉱工業生産は軒並み前年比二桁減となった。欧州では5月以降、ロックダウンを段階的に解除する動きが広がっており、様々な景気指標は最悪期脱出を示唆している。ただし、感染リスクが消えたわけではなく、特に欧州外で引き続き猛威を振るっている。リーマン・ショック後の景気回復局面のような外需の回復は見込めず、欧州の景気回復の鍵を握るのは内需と見込まれる。

◆ユーロ圏、英国とも2020年下半期は前期比プラス成長を見込むが、上半期の急激な落ち込みに比べれば緩やかな回復にとどまるだろう。ユーロ圏の成長率は2020年▲8.0%、2021年+4.1%、英国の成長率は2020年▲9.5%、2021年+4.6%と予想する。

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