サマリー
◆ウクライナではヤヌコビッチ政権が崩壊し、野党トゥルチノフ大統領代行がEU加盟を目指す旨発表しているが、国内での親欧州派・親ロシア派間の対立が続き情勢は依然として不透明である。
◆ウクライナ暫定政権がEU加盟を熱望している背景はEU域内の労働市場が開放される点にあると考えられるものの、移民増加に悩む西側諸国からEU加盟申請を承諾される可能性は未知数である。
◆ロシアは西側諸国とのエネルギー供給取引と軍事的事情とのバランスを見据えてウクライナの地政学的リスクを懸念しており、西側諸国も同国への経済支援を国際機関経由で検討するなど政治判断が複雑に絡み合っている。
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