近年、中国の銀行業における流動性リスクは理論家と実務家双方から広く関心を集めている。本レポートでは、まず2006年から2012年に上場していた銀行をサンプルとし、預貸率と流動性比率を銀行の流動性を測る指標とした。この条件の下で、銀行業独自の要因やマクロ経済や金融政策などの要因の中で何が商業銀行の流動性に対して影響を与えるのかに関して考察した。推計結果が示すところでは、総資産に占める貸出金の割合が低い場合、または負債に占める預金の割合が高い場合には銀行の流動性は高くなる。これは、資産あるいは負債の構成が銀行の流動性に大きく影響することを説明している。これと比較して、マクロ経済および金融政策が銀行の流動性に与える影響は、サンプルによって結果が異なる。本レポートの研究は中国の銀行業の流動性リスクを理解するにあたって考慮に値するものである。
※掲載レポートは中国語原本レポートにおけるサマリー部分の和訳です。
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