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ポピュリズムの台頭とグローバル重要課題の論点

~カウンシル・オブ・カウンシルズ(シンクタンク版G20)の年次総会に参加して~『大和総研調査季報』 2016年秋季号(Vol.24)掲載

2016年12月01日

金融調査部 主席研究員 内野 逸勢

サマリー

2016年5月、ニューヨークで米国外交問題評議会(CFR)主催のカウンシル・オブ・カウンシルズ(Council of Councils:CoC)の年次総会に参加した。これは世界25カ国の有力シンクタンク代表が集まり、グローバル・ガバナンスなど世界が直面する共通の課題について討議する国際会議である。2012年に第1回が開催され、今年で5回目となった。CoCは、CFRが各国の有力シンクタンクに呼びかけて設立されたネットワークで、不安定化する国際秩序や国際経済、さらにはグローバル・ガバナンスの欠如が問題となる中で、各国の外交政策や世論形成に影響力を持つ世界25カ国のシンクタンクが横断的につながり課題解決に挑む取り組みとして注目されている。


今回は10のグローバル重要課題が評価されたが、その背景の一つとして、“激しさを増すポピュリズム”いわゆるポピュリズムの台頭が挙げられている。これは、活発化する地政学的な対抗、低迷するグローバル成長、顕著になる格差、とともに共通要因として取り上げられていた。


本稿では、ポピュリズムとは何か、CoCにおいて議論された論点をベースに、その背景にある本質的な問題である民主主義との関係について論じる。さらに、グローバル重要課題への考え得る新たな資金面で対応策とその課題を論述する。


大和総研調査季報 2018年4月春季号Vol.30

大和総研 調査本部が、その長年にわたる知識と経験の蓄積を結集し、経済、金融資本市場及びそれらを取り巻く制度を含め、的確な現状分析に基づき、将来展望を踏まえた政策提言を積極的に発信していくとのコンセプトのもと、2011年1月に創刊いたしました。

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